小中高等学校の不登校対策

不登校の相談窓口 その2

不登校の相談窓口 その2

 

学校だけでなく各都道府県や市町村に設けられている教育支援センター(適応指導教室)や不登校相談センターにおいても、不登校で悩んでいる児童や生徒、保護者からの相談を受け付けています。

 

このような相談窓口の中には24時間体制で相談に応じている所もあります。この他にも各自治体によって様々な相談窓口を設けているので、ひとりで悩まずに相談窓口を見つけて活用することが大切です。

 

いじめが不登校の原因になっているときは、いじめの相談ダイヤルに相談することも考えられます。相談は無料で、秘密は厳守されます。

 

24時間いじめ相談ダイヤルは全国統一の電話番号で、各都道府県や政令指定都市の教育委員会につながります。電話番号は、0570-0-78310 です。

 

法務省の相談窓口、子どもの人権110番の電話番号は、0120-007-110(全国共通のフリーダイヤル)で、いじめや不登校など子どもの人権に関する相談を受け付けています。

 

各都道府県や市町村には、心の健康に対する相談窓口があり、「こころの健康電話相談」や「こころの電話」などの不登校やこころの悩みなどを相談できます。また、様々な団体やNPO、親の会なども相談窓口を持っています。不登校の子どものための家庭教師を派遣する会社においても、家庭教師の勉強のサポートだけでなく不登校の相談窓口を設けているところもあります。

 

子どもの不登校の原因は様々であり、複数の原因が重なっていることもあります。
不登校になる前に相談することにより、不安をなくしたり軽減できる可能性もあります。
複数の相談窓口を知っておくことは、いざという時に子どもと保護者、両者を守ることにつながります。

 


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